有機無農薬栽培への挑戦
山林から茶園への開拓
弊社がお茶の栽培にあたって、徹底した有機無農薬栽培を
実施するために山林開拓に踏み切ったのが昭和62年です。
写真は山林開拓当時のものです。山林の道を切り拓く事から
始め、茶の苗を植えれるようになるまで、3年の月日がかか
りました。
また、山林開拓にあたって周辺から異物が混入する事がない
よう、最大標高は600メートルの茶園を目指しました。
植栽状況1
開拓した山で茶園を耕している時の写真です。
まるで荒野のような山を切り拓いただけの土・転石との戦いで
した。
植栽状況2
下草もなく保水力が乏しい土質に対して連日の放水作業。
放水には中古の元消防車を購入しました。
奥四万十茶工場設立
農薬を使用した茶葉と同じ茶工場で加工したのでは、せっかくの有機無農薬栽培した茶葉がもったいないと考え、弊社独自
の茶工場を作りました。
ここで作っているお茶の種類は煎茶・玉緑茶・釜炒茶が主です
が、3種類の御茶の加工ができる工場は、全国でもめずらしい
ようです。また、釜炒茶に使用している「釜炒り機」は、九州
の釜炒り機専門の方になんとか頼み込んで作った頂いた国内で
は大変めずらしい物です。
あけぼの茶園、植栽完了
写真は平成22年に撮ったものです。
上に記載している「山林から茶園への開拓」の写真と同じ位置
から撮りました。
ここまでくるまでに様々な障害を突破し、時には試行錯誤しな
がら失敗を繰り返した事もありましたが、無事茶葉を摘み取る
事ができ、皆さまに"安心・安全"をモットーとしたお茶をご提
供できる事が何よりうれしいかぎりです。